皆さんこんにちは。プリ男とジローです。
夏が終わったと思ったら今度は急に寒くなってきましたね。
過ごしやすい秋の気候が長く続いてくれたら嬉しいんですが、むしろ秋の期間は短くなってきているとか。
困ったものです。
さて、厳しい夏を共に乗り越えた車をふと見たら、んんん?
本来黒いはずの樹脂部分が白ボケしているではないか(◎_◎;)
車を購入した時は少し光沢も感じた程だったはずが、これではいくらボンネットをコーティングしても劣化を感じずにはいられない。
なんとかしたい・・・と、悩んでいた所、良い商品を見つけたのでご紹介したいと思います。
それがこちら!
KUREさんの
シリコン ルブ DX
容量は420ml
【呉工業 クレ KURE】呉工業 クレ シリコンルブDX 420ml KURE 価格:638円 |
耐水、耐熱性に優れたプレミアム滑走・離型剤。
離型剤って何?って思いますよね。
離型剤(りけいざい)はコンクリート、鋳物など材料を型にはめて製品を作る過程において、型から製品をスムーズに取り出すために使用される薬剤の事。
もっと簡単に言うと成型物を型から取り外しやすくするために使用されるものなんですが、今回は違う用途で使います。
なぜこの商品を使うのか。
それは用途に記載されているのですが、滑走、離型剤としてだけでなく、「各種素材のツヤ出し」としても使えるアイテムなんです。
そして注目すべき特徴も。
「すぐれた耐久性によってメンテナンスの頻度を抑えます」とありますね。
効果が持続するかどうかはとても気になる所。
さらに金属、プラスチック、ゴム、木、紙など様々な素材に使用できる所も良いですね。
早速作業へ。(施工前に一度洗車をしています)
まずは全体に施工せず、マスキングテープで区切って施工前との差を見比べれるようにしました。
施工前に用意したモノが2つあります。
1つめはこちら。
使わなくなったスポンジを細めにカットしたもの。
塗り広げるだけでなく、細くしておくことで隙間へ塗り込むときに重宝しますのでやってみてください。
もう1つは細長いハケ。
こちらも手が届かない隙間などへ塗るために使用していきます。
では白ボケしたフロントの樹脂部分のツヤ出し作業へ。
まずは直接スプレー。
スポンジにスプレーして塗り広げる方が丁寧かと思いますが、かなり白ボケがひどい状態だったので、直接スプレーした方が早いと思いこのような施工手順をとりました。
ある程度スプレーを吹き付けたら、次はスポンジで塗り伸ばしていく。
うん、素人の私でもほとんどムラなく塗り込むことができました。
↓ このような凹凸部分には細いハケを使うと角の隙間にもしっかり塗り込むことができます。
この液剤は硬化するわけではないので、急いで作業をする必要がなく、きっちり拭き取らなくても大丈夫。
次の洗車時に余分なシリコンが落ち、ツヤと撥水効果は残ってくれます。
作業が簡単な所もオススメポイントですね。
硬化型の樹脂部分専用のコーティング剤も良いのですが、隙間や角などきっちり拭き取りにくい部分はうまく施工しないとムラになったまま硬化するので、このような複雑な形状の部分にはこのシリコン ルブでスプレーした方が施工しやすくムラにもなりにくい。
シンプルな場所には硬化型のコーティング剤を使い、デザイン性の高い場所にはこのシリコン ルブを使うといった使い分けも良いのではないでしょうか。
と説明している間に塗り込み完了。
マスキングテープを剥がして見比べてみよう。
どうですか?
これは驚き!新車購入時のツヤが復活したといっても過言ではないと感じる程の差です。
よーく見ると奥の方にシリコン液が少し溜まったりとムラも感じますがご安心を。
洗車のたびにスポンジなどにスプレーして少しづつ上塗りしていくと徐々に馴染んでいきます。
では残りの部分にも施工したら・・・
他の気になる部分にも施工していきます。
フォグライト周りの樹脂部分も白く変色しており、かなり古臭く見えてしまってました。
こちらがビフォー。
そしてアフター。
いやあ、施工してこれだけ見た目に差が出ると、充実感だけでなく作業が楽しくもなってきます。
続いてミラー周りの樹脂部分。
ここは凸凹も少なく作業がとても簡単!
ちなみにこういった樹脂部分の下に塗装されたボディがあると、最初は雨が降るとシリコンが流れ出て涙みたいな状態になります。
洗車をすれば落ちるので特に気にする事は無いと思いますが、気にされる場合はこのように広い面積の樹脂部分には、硬化型の樹脂専用コーティングをした方が良いと思います。
手が通りにくい場所はこのようにハケを使うと施工が簡単。
ではミラー周りの仕上がりを見てみます。
ボディにも引けを取らない艶を感じますね!
こちらはドア窓の横部分。
向かって右のフロント側に施工し、左の後側は未施工なんですが、差を感じるどころじゃないです。
未施工側は白っぽいだけなのに対し、施工側は映り込みまで分かるほどでした。
真ん中に立っているんですが、右側だけ姿のシルエットがしっかり見えますよね。
ハッキリ見た目が変わっていく様子はほんとに気持ちいいというかなんというか・・・作業が終わるころには、他に出来る所はないか!?と未施工部分を探してしまうくらいハマってました。
簡易的な艶出し剤だと1回の洗車でほとんど落ちてしまいますが、こちらのシリコン ルブは撥水効果や耐久性もあると記載にあったのでこの後の検証も非常に楽しみです。
フロントの仕上がりも見ておきましょう。
古臭さを感じさせない仕上がりに満足なんですが、正直ちょっと塗りたてはテカテカがきつく感じる部分もあります。
ですがご安心を。
この状態で次の洗車まで放置して、余分なテカリを除去することで上質な艶に仕上げる事ができます。
カウルトップ部分も施工しました。
フロントガラスから水が流れてくるこの部分。
撥水効果があるということはそう、水ハケも良くなるので嬉しいですね。
このまま洗車後の状態をお見せしたかったのですが、施工後車を持ち主に返却しないといけないため、洗車後の状態は別の車を使って確認することにしました。
では改めて、別の車(フレアワゴン)を使い、検証を続けていきます。
フロントの樹脂部分を見てみると・・・お?白ボケが目立ってしまっているではないか。
まずは同じように施工。
先程は施工の際に細くカットしたスポンジを使っていきましたが、このようにフラットで広い面には使い捨てのショップタオルを使うとさらに楽でよかったです。
ホームセンターなどで300~400円程で売っているので、樹脂部分のデザインによって使い分けると良さそうです。
まず半分作業終了。
そしてここから続きの施工を終えると・・・
こうなるんです!
ビフォーアフターを並べてみると
いやあ、何度やっても気持ちいい!
だが今回の検証はここからが本番。
この施工から1カ月後の状態をさっそくチェック。
ちなみに施工から1週間後と3週間後くらいに2度洗車していて、2回目の洗車から1週間経った状態です。
もちろん耐久性を検証ということもあり、シリコン ルブは最初の施工後一切していません。(洗車はシャンプー洗車のみでした)
だがこの状態には驚きを隠せない。
しっかり艶を感じる事ができるではないか!
撥水状態も見てみよう。
(この様子は動画で見るのがオススメです!下記にリンクを貼っておりますので、是非ご覧になってください。)
洗車を2回して1カ月経ったにも関わらず撥水効果がしっかり残っていました。
かなり耐久性があると言えるのではないでしょうか。
シャワーだけでほとんどの汚れが流れ落ち、撥水のおかげで水ハケも良かったので、汚れにくいとも言えると思います。
金属にも使えると書いてあったので、ワイパーの金属部分にも施工したんですがこのとおり綺麗な状態に。
幅広く使えるポイントもオススメする理由の1つです。
フロントもこの通り。
ほとんど衰えておらず綺麗なまま。
あと、洗車後の拭き上げはタオルを撫でるだけで水滴をほとんど残すことなく拭き取ることが出来ました。
ケアが楽というのも良いですね!
いかがだったでしょうか。
樹脂部分の艶復活だけでなく、撥水効果が得られて、さらに施工が楽。
そしてお手頃価格。
「シリコン ルブ DX」
興味を持たれた方、是非試してみて下さい。
ちなみにこのシリコン ルブ、DXではない普通のバージョンもあります。
値段が安く、耐久性も落ちるみたいですが、ちょっと試してみようかなという方はそちらでも良いと思います。
ではまた次回もお楽しみに!
【呉工業 クレ KURE】呉工業 クレ シリコンルブDX 420ml KURE 価格:638円 |
KURE|呉工業 シリコンルブスプレー 420ml NO1420 価格:305円 |