皆さんこんにちは。プリ男とジローです。
あっという間に寒くなりましたね。洗車で水を触るのが辛い時期です。
そんな水が車につける嫌なもの、そう、水アカ。
簡易コーティング施工した後しばらく放置していたボンネットにはイオンデポジット(白く濁ってこびりつく水垢)が付着し、シャンプー洗車では落とせない状態になっていました。こんな状態。
水アカを落とすクリーナーは色々ありますが、今回は先日近所に無いので遠出した際に寄りたい!と思っていたホームセンター「CAINZ」(カインズ)さんへ行く事が出来まして、そこで気になる水アカクリーナーを見つけたのでご紹介します。
もちろんCAINZさんの商品になります。それがこちら!
きれいに落ちる「水アカクリーナー」
容量500ml
お値段ワンコインほどで手が出しやすいこの商品。
はたしてどれほど効果があるのか…
まずは特徴から。
ボディにやさしいノーコンパウンドタイプで、全塗装色に対応しています。
が、ここで気をつけていただきたい点があります!
裏に記載してある注意点に要注目。
「輸入車や再塗装車・劣化した塗装には使用しないで下さい。」とのこと。
全塗装色対応ですが、どんな車でも大丈夫というわけではありませんので十分ご注意下さい。
また、専門業者による特殊なコーティング処理が施されている場合は業者に確認するようにしましょう。
場合によってはコーティングが剥がれたり、撥水効果が無くなるという恐れなどがあります。
あと、水性塗料のボディーには使用しないで下さいという注意書きは無かったのですが、水性塗料を使用されている場合は念のため最初目立たない部分で一度試してみるのが良いのではと思います。
液性は弱アルカリ性。
YouTube動画の方でご紹介、多くの方にご覧いただいているリンレイの水アカスポットクリーナーと同じですね。
ノズルはスプレー式。
噴射角度が広いタイプと狭いタイプ、2つが選べるようになっています。
狭いのがこっちで↓
広いのがこっち↓
ちゃんとストッパーもついてあります↓
使いやすくありがたい仕様ですね。
あ、ここで注意点。分かりやすく横面の画像にしましたが、使用の際は使いたいマークを上面にして下さいね!
では施工の様子をご紹介。
まずは軽度なイオンデポジット除去から。(後半で重度なイオンデポジットへの施工をご紹介します)
冒頭でご覧いただいた、簡易コーティングした上にイオンデポジットがついているボンネットで試します。
施工前に一度シャンプー洗車し、拭き取り前の状態にします。
次は一度濡らしてから固く絞ったマイクロファイバークロスを用意。
液剤は弱アルカリ性で肌に良いモノではありませんので、クロスを持つ方の手にはゴム手袋をつけましょう。
そしてボディーに直接スプレーするのではなく、クロスにスプレーし液剤を染み込ませてからボディーに塗布。
施工前と違いが分かるよう、向かって左半分のみ施工します。
最初は少し多めにスプレーしておくとクロスに液剤が行き渡りやすくて良いと思います。
ちなみに液剤の匂いはツーンとした感じがして、良い匂いとはちょっと言えないなぁ・・・( ;∀;)
ボディに塗布する際は力を入れず、撫でる程度で塗り込みます。
塗り残しがないようにまんべんなく塗り広げられたら、少し待つと効果が上がるので少しだけ放置。
といっても、待つ時間は30秒~1分程度で大丈夫。
1分程度待ったあと、乾いてくる前に再度塗布します。
塗布が終われば水でしっかり流します。
洗い流したあと、水がベターっとボディに張り付いています。
これは綺麗になって親水状態になっているのではなく、水アカクリーナーの洗浄成分がボディに張り付いているためにこのような現象が起きています。
なので、これからこの洗浄成分を取り除く作業をしていきます。
まずは吸水性の良い拭き取り用のタオルを一度濡らしてからしっかり絞り、広い面積でタオルを滑らせながら水分を拭き取っていきます。
拭き取った後に残るこの筋が洗浄成分の残留している部分です。
この筋が無くなるまで、「水を流す」→「拭き取る」という作業を繰り返していきましょう。
繰り返すと水の残留量が徐々に減り、スーッと水がまとまって落ちていくようになります。
うーん、写真では伝えにくい( ;∀;)
この様子を収録した動画がありますので、下記リンクよりご覧になっていただけると嬉しいです。
大体3回ほど繰り返すと、違いが分かる状態になります。
シャワーが無くてもバケツに水を入れて拭き取った後バケツの水ですすぐことを繰り返せば大丈夫です。
ではしっかり洗い流した後のボンネットを見てみます。
こんな感じ。
どうですか?水アカ、イオンデポジット、そしてコーティング膜、全てしっかり落とすことができていました。
いや、これは凄い。
ちなみに未施工部分に水をかけるとこんな感じ。洗車してもイオンデポジットが残ります。
そして施工側。
見比べると違いはハッキリですね。
続いて、結構頑固なイオンデポジット除去の方法をお伝えしていきます。
この検証のためにびっしりとウロコのように詰まったイオンデポジットが付いているボンネットを用意しました。
ではどこまで除去できるのか、さっそく試していきます。
ちなみにこの商品、水アカ除去とは書いてありますが、イオンデポジットやウォータースポット等の表記はありませんので、正直除去できる効果があるのかは不明です。
まずはシャンプー洗車で下準備。拭き上げてもつぶつぶしたスケール汚れ、イオンデポジットやウォータースポットと呼ばれるモノがしっかり残っています。
うーん、写真ではうまく写らないか・・・微妙な写真で申し訳ないです( ;∀;)
それでは水アカクリーナーの塗布へ移ります。
こういった頑固なイオンデポジット除去の場合は先程とは異なり、洗車後の水を拭き取ってから施工した方が効果が抜群に良くなります。
そして塗布するマイクロファイバークロスはできるだけ固く絞って水分を減らしておき、クリーナーの液剤が薄まらないようにするのがコツ。
ここからの手順は先程と同じでマイクロファイバークロスに適量スプレーしてボディに塗布していきます。
そう、もうお分かりの方もいると思いますが、大事なのはできるだけクリーナー液を薄めずに施工すること。これだけで除去力を上げる事ができるんです。
残りの手順も先程と同様、一度塗布したあと1分程放置して再度塗布しました。
そして水で流していきます。
先程より濃い洗浄成分なのでしっかり水をかけてこの段階である程度の洗浄成分を落としておいた方が良いと思います。
また先程と同じように、「残った洗浄成分をクロスで拭き取る→洗い流す」を繰り返し、洗浄成分をしっかり除去していきます。
それでは施工後の状態に水をかけてみましょう。
向かって左側が施工済み、右側は未施工の状態です。
違いは明らかですね。頑固なイオンデポジットでも簡単に除去することが出来ました。
いやー驚き。
更に頑固なイオンデポジットで施工後少し残るような状態であっても、同じ作業を繰り返すことで除去することができます。
ちょっとした工夫するだけで効果を増すことができますので、頑固な汚れが付いている場合はぜひこちらの方法で試してみて下さい。
最終の仕上がりがこちら。施工後自然乾燥させた状態です。
向かって右側はイオンデポジットたくさんありますが…向かって左側はスッキリ。CAINZさんの水アカクリーナーを使えばこうなります。
どうでしたか?CAINZさんの水アカクリーナー。
お手頃価格でここまで効果があればかなり優秀だと思います。
洗浄成分の残留もきつくなく比較的落ちやすいのでオススメな商品の1つとなりました。
CAINZさんに足を運ぶことが出来る方は是非使ってみて下さい!
※イオンデポジット(白く濁ってこびりつく水垢)は水洗いや普通のシャンプー洗車では落とすことが出来ません。
イオンデポジットが残ったまま、上にコーティングしてしまうと水アカが下に残り、繰り返すと水アカとコーティング剤がミルフィーユ状態になってボディが白っぽくなってしまう事もあるので注意が必要です。
水アカ、イオンデポジットが気になっている方は水アカクリーナーを使うようにしてくださいね!
ホームセンターって本当に楽しい♬
ではまた次回もお楽しみに!
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