みなさんこんにちは。
3月中旬まで寒かったのに、5月に入ると暑い・・・春って短くない?と思っているプリ男とジローです。
さて今回なんですが・・・
水アカやイオンデポジット、ウォータースポットなどを除去できて、撥水効果もあり、さらに艶出しや傷消し効果まであるという商品があるとお聞きし、使ってみることにしました。
さっそく商品の紹介から。
石原ケミカル株式会社さんの
ユニコン カークリーム
容量は400ml
ユニコン(石原ケミカル) カークリーム 400ml 品番:13320 価格:504円 |
レトロ感のあるパッケージデザインですね。
横には英語かな?アルファベットで色々書かれていますがメイドインジャパンです。
私はネットで購入しましたが、店舗で探す際はとても見つけやすそうです。
さて、まずは裏面の記載事項をチェック。
コチラの商品の効果ですが「汚れを手軽に落とし、美しい光沢被膜で保護する乳状ワックス」とのこと。(乳状とは→ミルクのような白い液状のもの)
コンパウンドを含んでいないので、クリア塗装などにはダメージが少なく、天然カルナバロウが配合されているので美しい光沢まで出るところが特徴となっています。
あと、成分には界面活性剤や石油系溶剤などが含まれており、このあたりの成分が水アカを落とす成分と思われます。
※施工の際は危険性もあるため、手袋やマスクなどの使用をお勧めします。
施工手順はこれから作業の様子と合わせて説明していきますね。
箱から出してみると
これまた目立つボトルですね!
海外っぽさを感じるのは私だけでしょうか・・・これだけ特徴があるボトルだと探す時はとても見つけやすそうです。
まずは施工前の下準備として、イオンデポジットだらけのボンネットを中性洗剤で洗車しておきます。
そして商品以外に「マイクロファイバークロス」を2枚用意してください。
(1枚は液剤の塗布、もう1枚は拭き取り用として使用)
では施工に移りましょう。
施工前に洗車後のボディの状態を確認しておきます。
↑こんな感じでイオンデポジットが付着している状態。部分的にはシャンプーで落とし切れなかった花粉のようなものの付着も確認できました。
この汚れがどのようになるのでしょうか。
液剤をクロスに付けていこうと思いますが、ボトルの蓋がちょっと特殊だったのでご説明。
ボトル上側にある白い部分を少し回すと開通し、液剤が出る状態になります。
半開きのような状態ですね。
回し過ぎると・・・
このように蓋自体が取れてしまいます。
白い部分を取ってしまわないようにご注意下さい。
逆に白い部分を閉めると液剤が出てこなくなります。
特に難しい仕様ではないんですが、ワックスのボトルとしては珍しいのではないでしょうか。
お待たせしました。作業に移ります。
まずはマイクロファイバークロス(塗り込み用)に液剤を付け、ボディに塗布していきます。
初めての使用で適量が分からないので、まずはこのぐらいから。
センターをマスキングテープで区切り、施工前と見比べれるよう向かって左側のみに施工していきます。
力を入れすぎずに優しく塗り込んでいきます。
縦横に動かし、ムラにならないよう注意しましょう。
先ほどの量で、このフロントボンネットの4分の1程度には少し足りないといった感じでした。
少しずつ足しながら施工しましたが、使っていくと徐々にワックスがクロスに染みてくるので、沢山足す必要はなくなってきます。
結構伸びは良く、塗りにくいとはほとんど感じませんでした。
ムラなく塗り広げられたら、もう1枚用意しておいた別のマイクロファイバークロス(拭き取り用)で拭き取っていきます。
拭き取りの際もあまり力を入れず優しく拭き取ります。
施工してみて、拭き取り用のクロスはもう少し大きめを使った方が作業しやすいと思いました。
拭き取り面が広くなる方がボディにかかる圧が均等になりやすく、ムラなく拭き取りやすいからです。
●効果を確認!
では向かって左半分の施工が終わったので確認していきましょう。
まずは付着していたイオンデポジット(水アカ)が取れているのかを見ていきます。
向かって右側は
イオンデポジットの点々が目立ちますね。
それに対し・・・
左側はほとんどありませんね!
一度ですべての汚れを落とすとまではいきませんが、しっかりイオンデポジットを除去できているようです。
素晴らしい。
続いて、中央のマスキングテープを剥がして左右の比較をしてみます。
はい。いかがですか?
艶も凄いですね。
黒の濃さの違いが一目瞭然です。
近くで見るとこんな感じ。
無数のイオンデポジットが除去されているだけでなく、しっかりワックス効果を感じるヌルテカの黒になっていました。
●さらに追加実験!
続いてなんですが、ボディを一度粗めのコンパウンドで磨いて傷だらけにしてから、この「カークリーム」を施工してみたいと思います。
というわけで、かなり粗めのコンパウンドでボンネットを手磨きしてみました。
こんな状態です。
分かりますか?明るい部分を見ていただくと分かりやすいんですが、光が当たると放射線状に無数の線傷が入っているのが見える状態になっています。
ちょっとやりすぎたかな・・・とも思いますが、やはり検証するならとことんやるべきですよね!
果たして、この線傷がどれくらい目立たなくなるんでしょうか。
さっそく施工してみましょう。
まずは見分けやすくするために、マスキングテープで四角に囲った部分のみに施工します。
施工方法はもちろん同じです。
この「カークリーム」にはコンパウンドが入っていないので、クリア塗装をほとんど傷めず洗車の度に施工できるのが良いですね!
拭き取って・・・
では施工後の状態を見てみましょう。
マスキングテープを剥がすと・・・
ジャン!
かなり傷が入った状態だったんですが、ここまでの差が出ました。
完全に消す(正確には目立たなくさせる)ことは出来ませんでしたが、結構消えてますよね!
もちろん艶もあり、これは普通のコーティング剤ではなかなか出せない傷消し効果と艶だと思います。
コレがお手頃価格のアイテムでお手軽にできるのはほんとに凄い。
では向かって右側半分の残りにもに施工し、施工後は水をかけて撥水効果も確認していきましょう。
何度か施工して気になった点として、匂いが石油っぽいです。
一度施工に使ったクロスは別の用途で使わない方が良いと思います。
また、洗濯の際は他のものに匂いが移ったり残ったりする可能性が高いので注意してください。
では向かって右側半分の拭き取り作業まで終わった状態がコチラ。
かなり深い線傷だったこともあり完全に消すことはできませんでしたが、かなり目立たない状態にはできています。
角度を変えて見ると・・・
向かって左側は線傷で白くぼやっとしていますが施工した右側は引き締まった黒ボディに仕上がっているのが分かりますね。映り込み具合も全然違います。
●施工後の撥水はどう?
では1週間ほど放置して、ワックスがしっかり乾いた状態にしてから、水をかけて撥水状態を見ていきたいと思います。
↓これが1週間後の状態。
黄砂や花粉などで表面は汚れていますが施工部分の境界線はまだしっかり目視できます。
ではさっそく水をかけてみましょう。
左右で全然違いますね!
写真では分かりにくいんですが、結構撥水力があるんです!(動画だと差が良く分かります!下にリンクがありますので是非動画もチェックして下さい!)
疎水系の撥水をイメージしていたんですが、結構バチバチの撥水です。
超撥水とまではいきませんが、艶と撥水が好きな人にはかなり良い商品と言えそうです。
最後に、一度洗車したら撥水や艶がどうなるのかを見ていきます。
洗車して
水を流すと・・・
撥水効果はほとんど衰えていません。
まあまあ耐久性もあるようなので、洗車後に毎回施工するとかなり良い撥水状態を維持できるのではないでしょうか。
艶に関しては・・・
境界線はかなり分かりにくくなりました。
艶に関しては半分くらいは洗車によって落ちてしまった感じです。
また、傷消し効果に関しても同じで・・・
上の写真ではちょっと分かりにくいですが、効果は残っているものの、半分程度は落ちてしまったという印象でした。
いかがだったでしょうか、石原ケミカル株式会社さんの「カークリーム」!
これ1本で水アカやイオンデポジットの除去、ワックス効果の艶出し、傷消し、さらに撥水効果と様々な効果が得られるのは凄いですね!定期的に使用するととても良いのではと思います。
気になった方、是非試してみて下さい!
ではまた次回もお楽しみに!
ユニコン(石原ケミカル) カークリーム 400ml 品番:13320 価格:504円 |