みなさんさんこんにちは。プリ男とジローです。
10月に入っても暑いと思っていたら、急に寒くなってきましたね。
水を触るのが辛い時期になってきましたが、愛車をキレイに保つためには洗車も欠かせません。
さて、今回ですが辛い洗車がちょっと楽しくなるんじゃないかな?と思う商品を見つけたのでご紹介しようと思います。
それがこちら!
TAKAGIさんの
洗車用 泡スプレー

容量は2リットルです
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価格:1512円 |
こちらなんですが、ホームセンターへ行った際にたまたま見かけまして、筆者が水道ホース関係で愛用しているメーカーであるTAKAGI製だったためコレは使ってみないと!と思い購入してみました。
まずは裏面に説明があったので見てみましょう。
特徴とセット内容、使用方法なども記載されています。
蓄圧式のスプレーになっていて、使用方法は他の製品と特別違った点などはありません。
まずは本体上部のヘッドを取り外し、洗浄剤(シャンプー液)と水を入れたら改めてヘッドを取り付けます。
しっかり取り付けたら一番上のポンプレバーを上下に動かしてタンクの中に空気を送り込んで蓄圧します。
レバーが一定の硬さになったら蓄圧は完了。
ヘッドの持ち手部分にあるレバーを押すと勢いよく泡が噴射されます。
使用後はポンプの前辺りに安全弁があるので、その弁を引き上げてタンク内の空気を抜いてから、ヘッドを外して洗うようにしましょう。
また、パッケージの下部分にはお手入れ方法と保管方法の記載もあるので、要確認です。
ノズルのケアなどは長く使うためには欠かせない内容です。
しっかり実行しないといけませんね。
ちなみに本製品は泡スプレーとしてだけでなく、水のスプレーとしても使えます。
2種類のパイプが付属していて、赤い方のパイプが泡用のパイプ、もう一つの白いパイプが水用となっており、用途によってパイプを付け替える仕組みになっています。
パイプ付け替えは、付いているパイプを引っ張って抜いて、もう一つのパイプを差し込むだけの簡単取り付け。
使わない方のパイプは本体に収納できるわけではないので、箱に入れておくなど、無くさないように気をつけないといけませんね。
さらに噴射口のノズルも泡用と水用の2種類があります。
泡用のノズルは縦横と泡が広がる角度を変えることが可能で、水用のノズルは拡散の度合いを調整することが可能です。
箱の側面にノズルの交換と調節の方法が分かりやすく記載されているので使い方に困ることはないかと思います。
あとは使用上の注意などをよく読んでから使っていきましょう。
●実物確認
それでは箱を開けて中身を見ていきます。
ビニール袋に入っていますが・・・
はい。こちらが本体です。
シャンプー液もしくは水を入れる最大容量は2リットルのボトルになっています。
そしてこちらが蓄圧するためのレバー↓
これを上下に動かしてボトル内に空気を溜め、その空気圧を利用して噴射する仕組みになってます。
あとはこの赤い小さな部分が安全弁↓
つまんで上げると蓄圧されていた空気がシューッと抜けてくれますので、
使用後にボトル上部を開ける際はしっかり空気圧を下げてから開けて下さい。
ちなみに最初は泡スプレー用のキットが装着されており、水用のノズル、パイプは別の袋に入っていました。
水が無い場所などで簡易的なシャワーとして使用することもできます。
●使ってみよう
お待たせいたしました。
では泡用ノズルを使い、どれくらいの泡が出るのか実際に使って確認していきましょう。
まずはフォームガン専用のシャンプーを用意しました↓
MJJC JAPANさんの「神泡 フォームガン専用シャンプー」
こちらを使って検証していきたいと思います。
このシャンプーは10倍希釈の割合で使用するとのこと。
ボトルに入れる量を1リットルにしたいので、シャンプー100mlに対して水を900ml入れ、1リットルにした洗浄液を使って泡の出方を見てみることにしました。
ボトルにはちゃんと容量の目盛がついているので、容量は分かりやすいです。
↑この指先の辺りで1リットル。
およそ半分の量でどれくらい使用できるのかも合わせてみていきたいと思います。
では液剤を用意しましょう。
まずはボトルにシャンプーを100ml入れていきます。
検証ですので大体ではなく、きっちりと計量カップを使って計量しました。
この計量カップは小さめで1杯50mlなので、これを2杯ボトルに入れました。
(おの小さな計量カップは付属品ではなく、お酢か何かの調味料を買った際に付属していたものを使用しています)
あとはボトルの目盛が1リットル(1000ml)の位置まで水を入れていきます。
ボトルの口はかなり大きいので入れやすいですよ!
これでフォームガン用の洗浄液1リットル、準備完了・・・ではなく、もう1つ。
水を入れ終わったら、ボトルを軽く振って↓
シャンプーと水をしっかり混ぜ合わせておきましょう。
それではポンプを使ってで蓄圧していきます。
目安としては50回ほどくらいで硬くなってきて使用可能という感じだったのですが、中の液剤の量によっても蓄圧の様子は変わってくると思うので、回数というよりポンプが硬くなったところを目安とした方が良さそうです。
写真では分かりにくいですが、かなりポンプが硬くなってます↑
蓄圧できたので、まずはタイヤに噴射してみました。(ノズルは縦に長く噴射する状態)
おおっ!
かなりキレイにムラなく噴射しているんですが、泡自体は少し水っぽく感じますね。
横のボディにも。
なるほど・・・泡の感じは洗車する分には問題なさそうですが、泡の滞在時間が短いので一気に車全体に施工してしまうと、初めの方に施工した泡は流れ落ちてしまいそうです。
でも隙間などムラはほぼ見当たらずキレイに噴射されています。
安定のクオリティといった感じでしょうか。
フロントのボンネット部分はこんな感じ。
少し水っぽいですがこれくらい全体に泡が付いていれば、バケツに用意した洗浄液でスポンジを使って洗う時と比べると、あらかじめ均等に泡が付着した状態でスポンジを使う方が洗車傷のリスクは軽減できるのではないかなと思います。
あと、洗いムラも減らせそうですね。
●普通のカーシャンプーで使うと?
まずはフォームガン用のシャンプーを使いましたが、普通のカーシャンプーを使ったらどうなるのか気になる方、多いのではないのでしょうか。
と、いうことで続いて実験してみることにしました。
使ってみるカーシャンプーはこちら。
シュアラスターさんの「カーシャンプー 1000」(中性洗剤)
カー用品店でよく見かけるので使っている方も多いのではないでしょうか。
こちらのカーシャンプーを使い、同じ分量で希釈して洗浄液を作り、施工していきたいと思います。
まずはカーシャンプー100mlをボトルに入れて
続いて水を入れ、洗浄液1リットルを用意します。
(こちらのカーシャンプーは容量で考えると、先程使用したフォームガン専用のカーシャンプーよりコストはおよそ半分になります)
さあ泡の出方、どのくらい違うのか見ていきましょう。
先ほどと同じようにタイヤから。
おお!フォームガン専用シャンプーと変わらないくらいしっかり泡が出ますね。
横のボディにも使ってみます。
うん。これでも良くないですか?
先ほどと同様にムラなくしっかり均等に泡が噴射され、泡の硬さも同じくらいだと思います。
フロントのボンネットに使うとこんな感じ。
普通のカーシャンプーでも使用できる感じですね。
ただ、使用されているシャンプーの種類にもよるかと思いますので、使用の際は注意が必要だと思います。
※液性でアルカリ性や酸性がダメなものもあるので注意点をよく読んで使用しましょう。
ちなみにしっかり蓄圧した状態でスプレーできる範囲は、1度の蓄圧で片側の側面全体に施工可能なくらいでした。
ムラが無い状態で噴射されるのは蓄圧はしっかりされている状態の場合で、圧力が不足してくると噴射範囲が狭くなり泡の出方にもムラが出てくるので注意してください。
圧力が弱い状態だとこんな感じ↓
もちろん弱まってきたら再度蓄圧すれば問題ありません。
最後にもう一つ。
個人的にですが、泡立ちが良いと思うカーシャンプーでも実験してみることにしました。
使ってみるカーシャンプーはこちらです。
WILLSONさんの「泡仕立てシャンプー」(中性洗剤)
こちらはなんと通常で使用した場合、水10リットルに対して使用するシャンプーは30mlと、かなり少ない使用量で大量の洗浄液を作ることができます。
今回の実験では、先程とほぼ同じ希釈率で実験してみます。
このカーシャンプーはキャップ1杯が30mlになっているので、分かりやすいように3杯の90mlを使って洗浄液を作ることにしました。
違いが出るのか、楽しみです。
液剤を作る作業は先程と同様なので割愛し、さっそく施工の様子を見てみましょう。
タイヤ周りから。
ちゃんと泡が噴射されますね。
しかも、写真では伝わりにくいんですが、先程使用した「カーシャンプー1000」よりも泡がねっとりしているというか、流れ落ちるスピードが遅くて泡の滞在時間が長いです。
ボディにも。
きめ細かいモコモコした泡にはならなかったんですが、洗車するには十分な泡の量だと思います。
改造して泡を増やす方法もあるんですが、正直そこまでモコモコの泡にしなくても洗車はしっかりできると思います。
せっかくなので続きの洗車の様子も。
泡の噴射後はスポンジでやさしく洗っていきます。
噴射後しばらく放置していると泡が落ち切ってしまうので、パネルごとに洗っていくのが良いと思います。
泡洗車はスポンジの滑りも良く気持ちいいです。
さあいかがだったでしょうか。
TAKAGIさんの「洗車用 泡スプレー」
手を出しにくいほどの価格ではなく、フォームガン専用のシャンプーを使わなくても、種類にもよりますが普通のカーシャンプーでも使用することができます。
バケツでシャンプー液を泡立てて洗車していくタイプだと、後半泡の量が減り、チリや砂も混じりやすいので、洗車傷になるリスクが上がってしまいます。そのようなリスクが減るといった点を考えると、こういったスプレー洗車は良い方法だと思います。
コチラのスプレー容器には強いアルカリ性、酸性の液剤を容器に入れる事は出来ないなどいくつか制限はありますが、洗車傷が気になる方にはかなりお勧めしたいアイテムです。
気になった方、是非試してみて下さい。
ではまた次回もお楽しみに!
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価格:1512円 |