みなさんこんにちは。プリ男とジローです。
急に冷え込み、洗車するには厳しい季節がやってきましたね。
さて今回なんですが、洗車グッズではなく洗車に使える便利アイテムをご紹介しようと思います。
それがこちら!HAGOOGI(ハゴオギ)さんの
強力噴射 ミニジェットファン
色は赤と黒の二色展開
価格:7580円 |
何に使うかと言いますと、コレの代わり。
コレはブロワーと呼ばれるもので強い風を吹き出せるアイテムなんですが、洗車後の水滴の拭き取りの際に使用することで、拭き取りにくい部分や隙間に入った水滴を吹き飛ばして水アカ等を防ぐためによく使用されています。
ですがこのブロワー、使ってみると結構音がうるさくて、自宅で使用する時はご近所さんを気にして弱めに使ったり、洗車上でも結構目立っちゃうんですよね。(←これは私や知人が使用しているブロワーに対しての感想ですので、他に静かなブロワーがあるかもしれません)
そんな悩みに対して、この商品が使えるのではないかと思い検証してみることにしたんです。
記載されている本来の使用用途を見てみると、
ヘアドライヤー、エアダスターや火起こしの際の空気送りに使うものです。
風量はかなりあるとのこと。
もちろん本来の用途としてもしっかり活用しようと思いますが(^-^;
果たしてどれほどのものなのか・・・さっそく見ていきましょう。
まずは中身の確認から。
ん?そっくりな箱がまた出てきた・・・
と、内箱はフタのタイプの箱になっていました。
まあどうでもいいとは思いますが、今回私は赤色を購入。(説明書で隠れている写真で申し訳ありません)
説明書はほとんど日本語で記載されていて、とても分かりやすくなってました。
説明の裏側を見てみると、保証書も兼ねていたので使用方法をしっかり覚えても説明書は保管しておかないといけませんね。
必要な使用方法については作業と並行して説明していきます。
本体を手に取ってみると、かなり小さい!
まさに手のひらサイズといった感じでしょうか。
かなりコンパクトなので、車内のグローブボックスに入れておいても邪魔にならないくらいです。
でも、夏場などは車内がかなり高温になり、電化製品を車内に置いておくと故障の原因にもなる可能性があるので、時期によっては保管場所に十分ご注意ください。
付属品も確認しておきましょう。
まずは肌触り最高のベロア素材の巾着袋、
そして充電用ケーブル。
そう、充電式なんです!
ケーブルレスで電池も不要、使いやすくて良いですよね!
ちなみにタイプは「USB type C」でした。
他にはストラップも入っていました。
ストラップをつけておくと掛け置きも出来ますね。
少し短く感じたかもしれませんが、素材はシリコンっぽく、伸縮性があるので手も通りました。
ストラップを手に通して使うとうっかりによる落下の防止にもなりますので付けておいた方が良いかもしれません。
ちなみに付けたらこんな感じ。
さらに、お掃除用のハケも2種類ありました。
吸い込み口には埃がたまりやすいので、ハケがあるとしっかりかき出せますね。
本体のメンテナンス用として活躍しそうです。
そしてここからが本番と言っても過言ではありません。
そう、この付属品があったからこそ、私がコレは使えそう!と思ったんです。
分かりますか?こちらは「シリコンノズルの先細め」(簡単に言うと送風口を小さくするものです)
向かって左は連結用のパーツ、右が先側でシリコン製になっています。
装着するとこんな感じ。
取付方法はネジ式でとても簡単、取れやすいといった心配もないと思います。
付属品は以上になります。
では一度動かして、動作確認と音を聞いてみましょう。
ちょっと写真だと分かりにくいんですが、取っ手部分にあるシルバーのボタンの下に、本体同色のボタンがもう一つあり、
この同色のボタンを長押しで電源が入ります。
電源を入れた際の風量を「小」とすると、もう一度同色のボタンを押すことで風量が上がり、「中」「強」と計3段階の風量調整が可能。
(「強」の状態でもう一度同色ボタンを押すと切れるのではなく「小」の風量に戻ります)
そしてこの状態。
そう、シルバーのボタンを押すと・・・押している間は最強の風量になるんです!
つまり、計4段階の風量が使用できるという事ですね。
もう一度同色ボタンを長押しすると停止します。
そして、シルバーのボタンは停止している状態でも使用することができ、押している状態では強い風が出ていて、離すと止まるといった感じになります。
ノズルをつけて動かしてみると
なかなかのパワーです。
これは効果がありそうだ・・・といっても写真じゃ伝わりにくいですよね(^-^;
しっかり動作確認ができたので音量チェックに移りましょう。
まずはいつも使っている「キモ」さんのブロワーから。
弱だと・・・
「77dB(デシベル)」くらいですね。
中だと・・・
「88dB」くらいでした。
強では・・・
「96dB」ほど。
そして最大風量だと・・・
「104dB」ほどでした。
周りの音が入ってこないくらいうるさいです。
次に「ミニジェットファン」はどうでしょうか。
ブロワーの時と同じように、まずは弱から・・・
「72dB」ですね。
中にすると・・・
「76dB」です。
強だと・・・
「81dB」くらいでした。
最後にシルバーボタンの最大風量では・・・
ほぼ「89dB」となりました。
静かとは言いにくいですが、しっかり数値に差はありますね。
続いて少し離れた位置でも計測してみることにしました。
車の前端から後端くらいの間隔をあけています。
それではブロワーから計測していきますが、弱は省いて確認します。
中で「63dB」、強で「74dB」くらい、最強にすると「88dB」ほどでした。
続いて「ミニジェットファン」です。
中で「54dB」、強で「63dB」、そして最大風量で「74dB」くらいでした。
ブロワーの強とミニジェットファンの最大が同じくらいという結果ですね。
数値的には約1段階の差で、そこまで大差は無かったんですが、音の高さはミニジェットファンの方が高く、人によって感覚も違うとは思いますが個人的には音を比べてみるとミニジェットファンの方が耳障りない音に感じました。
(動画ではしっかり聞き比べが出来ますので、是非下記リンクから動画もチェックしてみてください)
●続いて風量チェック!
次は風量を見ていきましょう。
コーティングしたボンネットの上に水滴を残し、シリコンノズルを付けたミニジェットファンで風を送ってみます。
まずは弱であててみると・・・
うーん、弱ではほとんど使えませんね。
夏場の作業中に扇風機代わりとして使用できそうに思うくらいでしょうか。
続いて中です。
それなりに水滴を飛ばしているものの、やはり物足りなさはあるといった感じですね。
隙間に入った水などはなんとか押し出せるのではと思います。
それでは風量を強にしてみると・・・
しっかり水滴を飛ばしている感じで、これなら十分ブロワー代わりに使えると言っても良さそうです。
おそらく車全体をブロワーだけで水飛ばしする方はあまりいらっしゃらないと思いますが、全体に使うにはちょっと風が出る範囲が小さく、大きさを考えると厳しい部分があるものの、隙間に入った水に対してはこれでも十分除去できると思います。
さあでは気になる最大風量を見ていきましょう。
水滴の動きは強とあまり変わりませんが、結構パワーがあり、水滴の残りがさらに少なくなったように感じました。
隙間の水を飛ばすために使うのであれば、本体を近くまで近づけれる場所なら強をメインとして使っても良いように思います。
では、シリコンノズルを外して最大風量をあててみます。
当然ではありますが少し水滴が飛ぶ範囲が広がりましたね。
完全に水を飛ばせるわけではないんですが、この作業を水流し後にすれば、クロスでの拭き取り作業を少し楽にすることができそうです。
●実際にブロワーとして使ってみよう
次は洗車後の拭き取り状況での効果を見ていきたいと思います。
車を洗車をし、クロスでザっと一通り拭き取った状態にしました。
まず注目してもらいたいのはミラー下のこの部分。
クロスが届きにくい隙間に水がたっぷり残っていて、このまま放置しておくと流れ落ち、黒っぽい色のボディには涙を流したような白い線がくっきり残ってしまいます。
その隙間に残っている水をこの「ミニジェットファン」で吹き飛ばせるのか。
写真では分かりにくいですが、隙間から水が出てきました。
風量は強でも大丈夫そうです。
洗車の際はちょっと手間かもしれませんが、クロスで拭き取りにくい部分もこうやってしっかり水分が残らないようにすることがボディをキレイを長持ちさせるポイントになってくるんです。
あ、もちろん風を当てて出てきた水は改めてクロスで拭き取ってください。
続いてドアノブにも風をあててみます。
もちろん形状によって差はありますが、ここもかなり水か残りやすい場所なんです。
このように引っ張るタイプでは、軽く引いた状態で風を当てるようにしましょう。
強の風を送るにはスイッチを入れてから3段階の調整が必要ですが、シルバーのボタンを使えばボタン一つで突発的に最大風量が使えるのも使いやすくて良かったです。
私がブロワー代わりにこの「ミニジェットファン」を使う場合はこのシルバーボタンがメインになりそうかな。
他には、こういった窓ガラス下の隙間やエンブレム、ドアの下の隙間などにも水が残りやすいです。
写真では伝わりにくいですが、結構な水分が出てきてるんです。
ブロワーを使用したことが無い方は是非試していただきたい!
先ほどもお伝えしましたがもう一度。こういった隙間に残った水分をしっかり落とすことで、水アカなどを防ぎ、キレイな状態のボディを長く維持することができます。
もちろんブロワーをお持ちで、使える環境があれば何の問題もありません。
ただ、音がうるさくて、やりたくても出来ない環境にある方もいると思います。
そんな時に、こういった商品もあるという事を今回は伝えたくてご紹介させていただきました。
ブロワーでは結構周りを気にしながら作業しないと、うるさいなあと思われるかもしれないので思い切って強風で使用できなかったりするんですが、この「ミニジェットファン」ならそこまで気にせず作業できるので、満足のいく洗車がしやすくなる人もいるのではないでしょうか。
音の感じ方にはもちろん個人差がありますが、私は音を気にせず作業ができるので、かなり使用する機会が増えそうです。
あと、こういったホイールの隙間の拭き取りにも効果的なので是非試してみて下さい。
さあいかだったでしょうか。
ハゴオギさんの「ミニジェットファン」
満足のいく風量でコンパクト。持ち運びが便利で使いやすく、とてもオススメです。
お値段は¥7,000ほどで、そこまで安くはありませんが、気になった方は是非試してみて下さい!
ではまた次回もお楽しみに!
価格:7580円 |