みなさんこんにちは。プリ男とジローです。
20年ほど前は夏といえばさわやかな暑さ!というイメージだったんですが、ほんと最近は暑すぎ( ;∀;)
出掛ける際はしっかり水分補給をして熱中症などにならないよう気をつけていきましょう。
いや、出掛けなくても気をつけないと(^-^;
車はエアコンが付いていて、ほんとありがたい乗り物です。
大事にしないといけませんね。
さあ今回ですが、頑固な水アカやイオンデポジット、ウォータースポットなどを除去できる商品を紹介したいと思います。
さっそく商品紹介から!
B PRO「スケールリムーバー」

容量200ml
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BPRO スケール除去剤 スケールリムーバー 200ml 水垢やウロコを簡単除去 ウォータースポット 業務用 洗車 BCQ-350 価格:2,943円 |
見たことありますか?ほとんどの方が初見だと思います。
こちらはネットで購入できる、(業務用としては)低価格な業務用の酸性クリーナーなんです。
少し細かく言うとイオンデポジットやウォータースポット等のスケール除去用の液剤。
成分は「酸性フッ化カリウム」とのこと。もちろん名前の通り酸性の液剤になりますので使用の際は保護メガネや手袋をするなど、直接肌などに触れないようにしてください。
用途に記載されていますが、クリア塗装されているボディ用になります。
クリア塗装されていないアルミ製部品には使用できないのでご注意ください。
さあこちらを今回は使用、検証していきます。
●汚れたボンネットに施工して効果を確認!
用意した施工前のボンネットの状態がこちら。
いやあ汚い(>_<)
検証用に、シャワーをかけて放置を繰り返しておきました。
イオンデポジットが大量に発生していて、おそらくカーシャンプーだけでは落ちないものになっています。
ひとまず中性洗剤で洗ってみましょう。
軽くなでると所々で水をはじいており、水アカ汚れが目立っています。
この油をひいたみたいになっている現象は簡易型コーティング剤が施工されたボディに水アカやイオンデポジットが乗ったためにおきているんです。
近くで見るとこんな感じ。
このように水がスムーズに流れ落ちず残ってしまう状態になっている方、かなり多いと思います。
軽く水分を拭き取ると分かりやすいかな。
柄のように黒っぽく残っている部分が見えますよね。
これがスケール汚れ、ウォータースポットと呼ばれている現象です。
気をつけていただきたいのが、車を洗ったあと水アカ汚れを落とし切れずこのような状態になっているまま、この上にコーティング剤を施工するとコーティングと水アカスケール汚れのミルフィーユ状態になり、汚れが埋まってかなり頑固で落としにくい状態になるので注意してください。
それを防ぐために、汚れたボディはしっかりキレイにする必要があるんです。
では「スケールリムーバー」を施工していきましょう!
しっかりゴム手袋を装着し、濡らしたて固く絞ったマイクロファイバークロスに液剤を染み込ませます。
液剤を付ける際、クロスによっては液剤を結構弾く場合があるのでこぼれないように注意しましょう。
まんべんなく染み込ませたら、スケール汚れがついているボディに塗布していきます。
塗り残しが無いよう気をつけながら、縦横と1往復くらいさせれば大丈夫。
まずは半分に区切ったボディのさらに右半分だけに施工してみました。
少しづつ化学反応が起きていたので近づいて見てみます。
右半分を見ると斑点模様が薄くなっているのが分かると思います。
このときの注意点が!酸性の液剤ですのでボディに良いものではありません。
記載もされているんですが、塗布して放置する際、5分以上は放置しないで下さい。
それでは水をかけて確認してみましょう。
施工した部分の水引き速度と水の残り具合にかなり差がありました。
↓ 向かって左が未施工部分なんですが、こちらはポツポツとイオンデポジットが付着しているため水が同じ所に残ります。
一方、向かって右側は一度の施工でイオンデポジットをほとんど除去できていて水がスムーズに流れ落ちていますね!
ここまで明確に差が出るとは・・・凄い効果です。
では続いて残りの部分にも施工していきます。
だいたい塗布後30秒ほど放置すればスケール汚れが消えていく感じでした。
(化学反応の様子は動画で見ていただくと凄く分かりやすいです。下記にリンクを貼っておきますので是非動画もご覧ください)
改めて水をかけ、未施工部分と比較してみましょう。
テープを境に向かって右が未施工、左が施工済みになります。
差が一目瞭然ですね。
扱いにはかなり注意しないといけないものですが、悩まされるイオンデポジットやウォータースポットが短時間で簡単に落とすことが出来るのには驚きが隠せません!
●こんなところにも使える!
続いてですが、なんとこの「スケールリムーバー」は窓にも施工できるとのこと。
ただ、傷の多い場合やウィンドシールドガラスには使えないとの記載がありましたので注意も必要です。
ウィンドシールドガラスとは、飛び石などでガラスが割れた際に破片が飛び散らないように2枚のガラスで出来ているモノを言うんですが、主にフロントガラスに採用されていて、サイドガラスはほとんど1枚ガラスになっているそうです。
(ちなみにリアガラスは車種によって違うみたいです)
ちょうど知人の車のサイドガラスが汚れた状態だったので施工してみることにしました。
軽く表面を水で洗い流すとこんな感じ。
うろこ状の汚れが無数に付着していますね。
この汚れを落とすことはできるのか。
さっそく施工してみましょう。
施工前にはしっかり水気を拭き取り、乾いた状態にしてから「スケールリムーバー」を塗布していきます。
施工方法はボディと同じ。
変化が分かりやすいよう、マスキングで枠を作り、その中だけをまずは施工してみることに。
20秒ほどで乾いたので様子を見てみると・・・
うーん、気温が高くて液剤が乾きやすかったのもあるのか、一度の施工ではスケール汚れを落とし切れていませんでした。
でもウロコが落ちてきている感じはするかなといった様子です。
もう少し追加で塗布して・・・時間にして、計1~2分程液剤を付けた状態にするとしっかり落とすことが出来ました。
このように水が弾かれず、張り付いた状態になればスケール汚れが落とせたことになります。
テープを取って水をかけると・・・
施工部分がしっかり分かりますね。
では続けて窓1面に施工してみます。
窓1面を施工するのにどれくらい時間がかかるんでしょうか。
正直施工性が良いとは言いづらいかな・・・3回くらい塗布が必要で、1枚のガラスに5分ほどの施工時間がかかりました。
と言っても汚れ落としに時間がかかっている方ではなく、研磨作業よりは倍くらい早く作業できる感じです。
水をかけてみると
端の方が落とし切れていませんね。
恥ずかしいですが、周りは少し施工が緩みがち。
気をつけて作業しなければいけませんね(>_<)今回の反省点です。
さあいかがだったでしょうか、B PRO「スケールリムーバー」
酸性濃度は低めで普段使いしやすい仕様になっています。
窓への作業は少し難がありましたが効果は素晴らしかったです。
気になった方はもちろん、水アカ汚れに困っている方やいつも使っているクリーナーだとちょっと効果が・・・なんて思っている方、是非試してみて下さい!
ではまた次回もお楽しみに!
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