みなさんこんにちは。プリ男とジローです。
最近、関東方面では雪で交通が乱れることがありました。
寒波の際の車の運転はほんと気をつけないといけませんね。
さて今回なんですが・・・
有名なコーティング剤の中から優秀だと思っている2種類の商品を比較検証してみることにしました。
まずは比較に使ったコーティング剤の紹介から。
1点目はこちら。
KUREさんの
ルックスレインコート
容量は240ml
2点目がこちら。
PRO STAFFさんの
「CCウォーターゴールドプレミア」
容量は160ml
【動画あり】 KURE(クレ) 超耐久撥水ボディコート ルックス レインコート 240ml (1本) 品番:NO1190 【何個でも送料据え置き!】 価格:1441円 |
価格:2780円 |
今回のコーティング剤比較検証ですが、施工後すぐに見比べるのではありません。
施工後はどちらも効果が凄いのは分かっておりますので・・・
(1週間ごとに)3回施工し、約2カ月放置(もちろん屋外で)したあと、耐久性や撥水効果などを見比べていきたいと思います。
2カ月後にした理由は、筆者を含め車好きなら1~2カ月に1回以上のペースで洗車するのではないかという事(あくまで予想)と、コーティング剤を施工していてもやはり定期的なメンテナンス無しでは汚れが目立ってきて落とすのも困難になってくるので2カ月にしようと思いました。
耐久面など、よりリアルな比較検証結果になると思うので是非参考にして頂けたら嬉しいです。
では比較のために施工するボンネットの状態を見ておきましょう。
取り外したフロントのボンネットを使用。
しっかり下地処理済みで、親水状態になっています。
中央のマスキングテープを境に、向かって右側に「ルックスレインコート」、左側に「CCウォーターゴールドプレミア」を施工して見比べることにしました。
それではまず向かって右側に「ルックスレインコート」から施工していきます。
施工方法は、下の写真にあるクロスを使い
黄色い側のふわふわ起毛している面で塗布をし、反対の茶色い側のスウェード調の面で仕上げ拭きをしていきます。
さっそく液剤を吹き付けていきましょう。
(※ボトルの差は気にせず、使用量はどちらも2回プッシュを基準としました)
吹き付けたら塗り広げます。
かなり施工性が良いです。
ムラも少なく、スーッとボディに馴染んでいきます。
続いて拭き取り。
仕上げの拭き取り前の状態でもかなりキレイで、拭き取りはほとんど不要では?と感じるほどでした。
続いて、向かって左側に「CCウォーターゴールドプレミア」を施工していきます。
ちなみにこの施工に使っているクロスはCCウォーター用で、片面ずつ違った用途を持つクロスになっており、なるべく施工条件を近い状態にして効果を見比べるために、どちらも同じクロスを使っています。
もちろんクロスは新品を2枚用意しました。使いまわしているわけではありませんのでご安心ください。
施工手順は先程と同じ。スプレーして
塗り広げて拭き取り。
こちらは先程の「ルックスレインコート」と比べると施工性はあまり良くないですね。
所々ムラになりやすく、拭き取りもかなり重いので、仕上げでしっかり拭き取ってあげる必要がありました。
施工はひとまずこれで終了。早いですね。
もちろんこれで終わりではありません。
1週間放置し、再施工していきます。
と、再施工の前にまずは初期施工の撥水状態を見ておきましょう。
左右共に大差なく、バッチバチに撥水しています。
どちらも流石の効果といった感じでしょうか。
(撥水の状態は動画だとより分かりやすいです。下記にリンクがありますので、動画も是非チェックしてみて下さい。また、この比較だけでなく、「ルックスレインコート」「CCウォーターゴールドプレミア」それぞれの検証動画もありますので気になりましたら是非ご覧下さい。)
さて、2回目の施工ですが、施工前にはもちろんシャンプーをしておきます。
シャンプーを洗い流すと・・・
1度洗ったくらいではどちらも全く撥水効果が衰えておらず、かなりの安心感がありました。
またさらに1週間後、3回目の施工をしましたが全く同じ状況なので割愛します。
さあ検証です。
3回目の施工をしたあと、さらに2カ月が経過しました。
(このブログをは冬に投稿しておりますが、検証した時期は7~9月ごろの夏場になります)
さっそくボンネットの状態を見てみましょう。
どうでしょう?
黒のボンネットが白っぽくなり、ポツポツと雨ジミが付着していますね。
この汚れがシャンプーでどこまで落とせるのか見ていきましょう。
まずはこのまま水をかけてみます。
2カ月経っているのにどちらもしっかり撥水していますね。
若干ですが流れ落ちるときの水の伸びが向かって右側の方が短くなっていたので、撥水効果については「ルックスレインコート」が上回っている感じですが、「CCウォーターゴールドプレミア」の方も素晴らしいと言えると思います。
安価なコーティング剤は施工後は凄くても時間が経つと撥水効果が落ちてくるものもあるので、撥水効果はどちらも強いと言えそうです。
ではシャンプーして(ちなみに、洗剤はシュアラスター1000の中性洗剤を使用しています)
流してみます。
↓こっちが「ルックスレインコート」側
そして↓こちらが「CCウォーターゴールドプレミア」側
洗車しても、撥水効果はしっかり残っていますね。
どちらの商品も超撥水のコーティング剤なので防汚性がかなり優れており、水アカやイオンデポジット、ウォータースポットなど、そういったものはほぼ残らずボディーを守ってくれているんです。
イオンデポジットができてしまうと、水を流したときに同じ場所に水が残る現象になるんですが、そういった様子はなくスーッとボディにとどまらず滑り落ちています。
もちろんこの状態がずっと続くのではなく、3カ月4カ月と放置を続けると、ボディー上に防ぎきれなくなった水アカ、イオンデポジットなどが残るようになり、特殊なクリーナーで除去しないとどんどん車が汚くなってしまいます。
なので、今回検証した2アイテムだと2カ月から遅くても3カ月以内に洗車をするよう心がければキレイな状態を維持できると思います。
●耐久性はどうなのか?
では耐久性を見ていきましょう。
検証は連続洗車になるんですが、「中性洗剤をつけたクロスを1往復 → 水で流す → クロスで拭き取る」の作業を繰り返し、何回目で撥水効果が弱まってくるのかを見ていきます。
というわけで改めて洗車。
まずは先程の洗車を入れて、2回目の洗車を終えた撥水状況です。
まだまだ撥水していますね。
3回、4回、5回と繰り返していきます。
と、5回目の水の流れである程度の変化が確認できるような状態になりました。
写真だと伝わりにくいんですが、どちらのコーティング剤も撥水効果が落ちてきているんです。
特に「CCウォーターゴールドプレミア」の方が撥水しなくなってきており、水がまとまって落ち始めている感じでした。
引き続き洗車を続けていきます。(6回目からは翌日に作業の続きをしたため、天候が曇りになり写真の色味が変わっています)
10回まで洗車をすると水の流れ落ち具合にかなり差がつきました。
分かりますでしょうか。
やはり写真だけだと伝わりにくいんですが、向かって左側「CCウォーターゴールドプレミア」の方は一部全く撥水しなくなっています。
そして「ルックスレインコート」はやはり強い。もちろん撥水効果が弱まってはいるんですが、撥水しているとしっかり感じる状態をキープしています。
2000円前後の価格帯であるコーティング剤の中では最強に近いかもしれませんね。
このまま終わるのではなく、拭き取りをしたらさらに1週間後、再度撥水状態を見ることにしました。
と、ちょうど1週間後に雨が降ったので、雨が降ったあとの状態を見てもらいましょう。
↓まずは向かって右側、「ルックスレインコート」から。
この水滴がたまった状態でも、向かって右側「ルックスレインコート」の方は撥水コーティングしてます感がかなり出ています。
↓続いて左側、「CCウォーターゴールドプレミア」の方はどうでしょうか。
違いがハッキリと。「CCウォーターゴールドプレミア」の方は水滴がべたっとしている部分も確認できる状態でした。
では最後にもう一度洗って見比べていきたいと思います。
水をかけてみると「ルックスレインコート」の方はまだ水を弾きますね。
しかも施工方法は「CCウォーターゴールドプレミア」の方に合わせてあるため、最後の仕上げクロスが不要な「ルックスレインコート」の方が余分なコーティング剤を拭き取らない分、今よりも撥水効果が残っていたことも考えられるので、先程も言いましたが2000円前後でカー用品店やホームセンターなどで購入できるコーティング剤の中ではずば抜けた効果だと思います。
ちなみに洗車後、雨が降った状態を想定して霧吹き状態にして水をかけた後の状態がこちらです。
ここまで洗車のみを繰り返すと撥水効果に物足りなさを感じるかもしれませんが、今回使ったコーティング剤は簡易型コーティング剤なので、洗車のたびにコーティングされる方が多いと思います。
今回の比較検証で分かったことは、撥水性、耐久性は「ルックスレインコート」の方が良いと言えそうであり、どちらを使った場合でもあくまで想定ですが2~3カ月以内であれば日常使いの汚れは洗車で落とすことができそうです。
「CCウォーターゴールドプレミア」の方を近くで見てみましたが
この通り、「CCウォーターゴールドプレミア」の方も撥水効果は弱りましたがイオンデポジットなどの発生は見られませんでした。
もう一方、「ルックスレインコート」の方は現実的ではないかもしれませんが、仮に2~3カ月洗車なしで放置して、10回の洗車をしたあとでも
ご覧の通り撥水力はまあまあ残っていました。
あと、イオンデポジットが付着してしまったとしても、酸性クリーナーを使えばコーティングをほとんど落とすことなく簡単に除去することができます。
硬化型コーティング剤より使いやすいのが、この簡易型コーティング剤の最大のメリットとも言えそうですね。
さあどうだったでしょうか。
どちらもオススメのコーティング剤です。気になった方は是非使ってみて下さい!
ではまた次回もお楽しみに!
価格:2780円 |
【動画あり】 KURE(クレ) 超耐久撥水ボディコート ルックス レインコート 240ml (1本) 品番:NO1190 【何個でも送料据え置き!】 価格:1441円 |